この三月の震災の影響で、
関東方面でも、建設資材が不足気味になり、
値段の跳ね上がっているモノがあります。
たとえば、瓦。
阪神大震災の時、屋根に加重の重い瓦を乗せていた家が、
構造上、縦に揺れが大きいと、
家がつぶれてしまう。という事態が沢山起きました。
その教訓からか、
90年以後の新築住宅には、トタン屋根や、軽量スレートの
屋根葺きが、主なモノに変わっておりました。
が、
ちょっとした郊外の立派な地主さん達のお家は、未だに
瓦屋根にこだわった方が多いので、
少なくなりながらも、需要はありました。
今回の震災で、ご存知のコトと思いますが、
やはり新興の住宅地外の所で、
瓦屋根の崩壊がかなりあり、
施工も、資材も間に合っていない状況のようです。
実際、施工される業者さんが、少なくなっているコトもあり、
工事が追いついていないのは、事実ですが、
メーカーに悪意は無いと思いますが、
やはり、悪質と言えば悪いのですが、
問屋サイドで、「供給が間に合わないので、価格が高騰している。」
と、言って、値上げしている業者もいない訳ではないのです、残念ながら。
一時、都心でもありましたよね ?
ガソリンが無くなり、一台に付き、10リットル=¥2,000-まで。
米、5キロ=¥2,800-
なんて。
それでも、群集心理や、必要なモノは手に入れなくていけないので、
買ってしまったり。。。と。。。。。
ただ、この建設資材の高騰は、本当に困っている人達にも打撃を与え、
さらに、そのせいで、復旧・復興の速度を遅くしてしまうコトになってしまいます。
今また、次の資材の値上げが始まりつつあります。
建物の外壁、外壁材です。
主に、サイディングと呼ばれるモノを中心とした壁材です。
古くよりあった土壁の習慣がほぼ無くなり、
今や、サイディングが中心。軽いし、加工もしやすく、
取り扱いにとても良く重宝されています。が、
これも、修繕も大規模なモノは少ないですが、かなりの家が
破損しているようで、施工者の不足、も相まって
資材が値上がりしているようです。
で、
儲けている人、いるんでしょうなぁ………。。。。。(D)
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